ヨホホ。

　　死んでごめんじゃないでしょうに。

好きなキャラについて語っちゃおう第二弾（一弾は蟹）。
今現在、恐らく一番好きな漫画、ワンピからブルックです。
何故、彼なのか。シャンクスやミホークではなく、何故に彼なのか。…それは管理人にも分からない。

まあ、単純に好きなんですねぇ、彼が！
仲間になるんだかならないんだか知りませんが、仲間になったとしたら麦わら海賊団の中でNO.1になること間違いなし！剣士もコックも目じゃないですぜ。
というか、ここまで設定したキャラなんですから、仲間にしてやってください。私のために。

初登場時から惚れてました。マジです。
出会いがしら「仲間になれ」というルフィはいつものことですが、間髪いれず「いいですよ」と答える骸骨の奔放さに惚れた。その細くて長い手足に惚れた。そして何よりアフロにメロリン。
決定打は登場2話目。「人は〝喜び〟！私にとってあなた達は〝喜び〟です！」笑いながらの彼の台詞にこっちは泣かされました。何だこの骨、切ない野郎じゃないか…！と。

それで、タイムリーでも書いた気がしますが。第459話「死んでごめんじゃないでしょうに」！！
学校帰りにコンビニ（ファミマ）で購入、電車内で読んで不覚にも泣いてしまった忘れられない1話。車内でWJを広げ、あまつさえ一人すすり泣く女子高生は、一体周囲の目にどう映ったのか、はなはだ疑問であります。

ブルックが所属したルンバ海賊団が壊滅したのが約50年前。…仲間の死を見、更に自分も死の恐怖と痛みを体験している、という時点で既に不幸な気もするんですが…更にその後、ずっと一人で海を彷徨っていたわけですね。45年間。外見、まんま骸骨ですから、港に寄ることも出来なかったんじゃないでしょうか。オバケが嫌いだという彼は、鏡に映る自分の姿と、嘗て仲間と乗っていた海賊船を見て、一体何を思いながら過ごしたんでしょう。
で、5年前にスリラーバークに行き着き、影を取られて海に流される。太陽の下に出ることも出来なくなって、影を取り戻そうにも力が及ばなかった。…かなりの絶望的状況です。フランキーの兄貴も言ってましたが、普通なら自殺したいくらいに辛いんじゃないかと。

彼の凄い所は、そんな暗い生い立ちを全く感じさせない所だと思うんですよ。そりゃあ、麦わら海賊団の船員も、少なからずそんな部分はあるとは思うんですが。
そして、どんなに追い込まれても「死」に逃げない。無様でも何でも生き抜いて、たった一つの約束を果たそうとしている。待っているかも分からない仲間に真実を伝えるために、絶対に会いに行かねば、と。

…如何しよう、この記事書いてるだけでも泣けてきた…。

もう、本当、ブルック仲間にしてください、尾田先生。というか、骸骨を可愛く、且つ、格好良いキャラに描くことが出来るのって、あの人だけじゃない？あの人凄くないですか？…私は、彼の描く漫画とSBSを見ていると、「馬鹿と天才は紙一重」という単語がいつも頭を過ぎります（暴言）（すみません尊敬してます尾田先生）。

…あー…また長くなりました。
ワンピは、個々に好きなキャラが多い上、ストーリー展開が神過ぎて困ります。そして程よいギャグがまた素敵。愛してます。愛してますから…ブルック仲間にしてください切実です。（結局そこに落ち着く）