我が家のじじばば。

我が家は二世帯住宅でして、母方の祖父母と一緒に住んでるんですよ。
で、食卓は4人掛けなんで、先にご老体方に召し上がって頂くんですけども。
母不在の為、夕食の仕度を進める私の耳に飛び込んできた、祖父母の会話に度肝を抜かれた。

祖父「こりゃあ、なんて野菜だ」
祖母「ああ、その炒め物。何だったかねぇ…」
祖父「キュウリか？」
祖母「キュウリじゃなくて…ズッキンだかドッキンだかって」
祖父「ドッキンよりも、ズッキンの方じゃないか？聞いたことある」
祖母「私も、多分ズッキンだったと―――」
（正解・ズッキーニ）

思わず、ウナギを切る手（土用の丑の日なんで買ってきた）が止まりました。
脳内を『渚のハ●カラ人魚』がエンドレスリピート。
ダメ…笑っちゃダメ…！二人とも、真剣なんだもの…！
心の中で呟きつつ、笑いの発作を抑えるのに必死だった、夏の日の夜。